水色書架

自作の一般向け現代小説を書いています。長編短編をご用意しております。
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時の流れ方

私は昭和生まれ。高度成長期やバブル期を越え、今という時代を生きている。
さすがに戦争の頃は知らない。
でも時の変化を嫌でも感じるのが、便利さや時短。
ボタン一つの操作で動くデジタル機器が溢れる今、
昔は手間のかかることをしていたと改めて感じる。

きっとデジタル時代と、それ以前のアナログ時代とでは、
人の感じ方も違うだろう。

今ならスマートフォンで簡単に会話ができる。
文字を使うので会話といってもメールに近い。
メールといえば、昔なら手紙ということになろう。
だがメールと手紙では、活字と手書きという違いもあるし、
瞬時に送信できるのと、日数をかけて相手に届くのとでは、
時間の差も大きい。

一生懸命考えた文章を便せんにしたためて、
封筒に入れて切手を貼り、ポストに入れる。
相手から返事がいつ来るかと心待ちにする。
相手に届くには二日三日かかるだろうし、
それから返事をもらうにはさらに日数がある。
最短、一週間かけて一往復のやりとり。
思えば気の長い話だ。

だが待つ楽しみもある。
数分の間に返事が来るか、相手はもう読んだのかと、
せわしなく待つのと違って、
ゆるゆると待つ感覚か。

そういえば便せんと封筒のレターセットも
今では使わなくなって久しい。
字を書く頻度もめっきり減ったように思う。

手紙に限らず、全てにおいて時間がかかった昔、
今が便利でいいけれど、たまにゆったりした時を感じたいと思うことがある。




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[ 2017/11/25 02:23 ] 雑記 | TB(-) | CM(-)