水色書架

自作の一般向け現代小説を書いています。長編短編をご用意しております。
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裏話-『勾鱗奇譚』その4

半端ない猛暑続きの夏をどうにか越え、季節が変わりました。
でも、まだ新作は書けておりません。
次回作までもうしばらく時間がかかりそうです。

とはいえ、ここを1カ月以上更新なしにしておくと、
広告がめいいっぱい貼られてしまうので、
(広告のおかげで無料ブログを使わせて頂けるのはありがたいのですけど)
裏話その4を更新しておきます。

龍とヤエの契りについて。
これは”言霊(ことだま)”として結んだ契約という意味で私は書きました。

小説本文にもありますが、”名前による契約”です。
ここでもまた強調しておきたいのは、私自身の創作であること。

ただ言霊思想というのは、大昔から特に日本において根強くあるもので、
それをもとにしてみました。

今、キラキラネームと呼ばれて社会現象化しているのを見てもわかるように、
名前というのは親の思い入れを込めた言霊でもあります。
名前がその対象と一体化する。呼び名が他とを区別してそのものを表す。
小説の中で、妖しに名を教えるのは本来危険なことと書きましたが、
認識させる相手を間違うと、現代でも、例えばネット上でも危ういことではあります。

話を戻して、ここで作品のネタを少々ばらすと、
龍は少女ヤエに興味を持ち、生きる世界の違う者同士が関わるには、
名という言霊を通じることで可能にさせたのです。
鱗の継承も同様です。

以前にも裏話にて書きましたが、
神獣と人では関わるにはあまりに格が違いすぎるため、
結びつきに特別な何かが必要でしたが、
それが、巫女という立場と、名という言霊だったということです。

ちなみに・・・ヤエは文字にすると八重と想定しています。
ヤエが手元で育ててきたイオエは、ヤエが名づけたもので、五百重。
作中のソウシは、両名の名を音声でしか聞いていないので、
漢字でどう書くかはわかっていませんでした。


  
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ジャンル : 小説・文学
テーマ : 自作小説

[ 2013/10/02 16:41 ] 雑記 | TB(-) | CM(0)
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