水色書架

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裏話-『勾鱗奇譚』その1

書いたことのなかった幻想小説(ファンタジー)というジャンルに挑戦してみて、『勾鱗奇譚』という作品が出来上がりました。次の小説(まだ未定)を書くまで、裏話でも書いておきますね。

まず、この作品の発想のもとになったのは、・・・

 逆鱗

・・・という単語。

龍の顎の下に一枚だけさかさまについている鱗があって、それに触れると龍の怒りを買う、”逆鱗に触れる”という諺にある単語です。

なにしろ伝説上の架空の生き物。龍の鱗がどんなものなのか、絵画などでしか知るすべもないですが、逆鱗というものもよくわかりません。

鱗といえば魚か蛇・・・と考えていて、蛇もこの話に登場することになりました。単純ですね、私の頭は。

魚の鱗は鯛をまる一匹調理する際などに目にすることも触ることも一般的には珍しくないでしょうね。蛇の抜け殻はなかなか珍しいかもしれませんが、実は私は拾ったことがあるのですよ。一緒に遊んでいた従弟に羨ましがられたもので、験のいい物なんだなと初めて知りました。

よくよく考えると、龍は中国から日本に広まったもの。日本はむしろ蛇も大事にしてきたはず。作中にも、髭の男が言っていたように、日本の神話「古事記」にも、素戔嗚尊と八岐大蛇がありますね。日本以外にも、インドにも蛇の神様がいますし、旧約聖書にもアダムとイブの近くにいたのは蛇です。古今東西、蛇というのは身近だけど、特別な存在感があったのですね。

しかし龍は神獣です。伝説上のものなので蛇ほど身近というわけにはいきません。たとえフィクションにしても、普通の人間と関わり合わせるには格が違いすぎているため、神さまの声を聞くような特別な感性をもつ巫女ならどうかと思い立った次第です。

こうして、龍と巫女の話ができあがったわけですが、それだけではただのお伽噺に終わってしまいます。この話を語る人をどうするか、どういう人物像にするかと考えていて、霊感の強い若者ソウシを作り出しました。ちなみに、私は霊的なことに精通しているわけじゃありませんので、ソウシの霊感も想像力を駆使して表現したまでです。(^^;ゞ






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ジャンル : 小説・文学
テーマ : 自作小説

[ 2013/05/14 14:03 ] 雑記 | TB(-) | CM(0)
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